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2007年08月23日
若い時やせていた男性、10キロ太ると心筋梗塞発症率2倍
20歳のころにやせていた男性が10キロ以上太ると、心筋梗塞(こうそく)などの虚血性心疾患の発症率は、体重の変化が少なかった人に比べ、約2倍になることが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査でわかった。
調査対象は、全国40~69歳の男女約9万人。調査開始時点での身長と体重、20歳のころの体重をもとに、10年間の追跡調査を実施、体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)と虚血性心疾患との関連を調べた。
期間中に発症した人は518人。男性の20歳の時のBMIが21・7未満とやせ気味だった人が、その後に10キロ以上太った場合、体重の変化が5キロ以内だった場合に比べ、虚血性心疾患を2倍発症しやすくなった。
また、BMI30以上の肥満の男性は、BMIが標準(23以上25未満)のグループに比べて約1・8倍、虚血性心疾患を発症しやすいことも分かった。
欧米では肥満と虚血性心疾患との関連は明らかだが、肥満が少ない日本では、まだはっきりしていない。
研究を担当した磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)は「日本の男性も欧米人と同様、肥満で虚血性心疾患を発症しやすくなることが分かった。特に20歳の時にやせていた人は、中年期の肥満に気をつけたほうがいい」と話している。
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