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2007年03月10日

信号方式の肥満対策に小売店が反発

肥満が深刻な社会問題になっている英国で、脂肪など過剰に取ると良くない栄養素の含有量を交通信号のように3つの色で表示した政府推奨の方式に一部小売店などが反発、論争になっている。

 英食品基準庁が昨年、脂肪や糖分、塩分などの含有量を、赤(多い)、黄(普通)、緑(少ない)の色で表示するよう決め、メーカーや小売店に呼び掛けたのが発端。

 高級スーパーや英糖尿病協会など医療団体も「食品の特徴が一目で分かる」と支持を表明。最近の世論調査でも「子供にも分かりやすい」と好評だった。

 これに対しスーパー最大手テスコや大手食品・飲料メーカーなどは「信号方式は大ざっぱ。赤色表示は刺激が強い」と客の拒絶反応を懸念。1日に必要な摂取量のうち何%が食品に含まれているかを示す独自の方式を採用、400万ポンド(約9億円)をかけたキャンペーンに乗り出した。

 英保健省は現在の傾向が続けば、2010年までに英国男性の33%、女性の28%が肥満になるとし、飽食社会に警告を発している。

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