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2006年10月12日
血液検査 不合格が4割超 ダイエットなどが影響か
献血を申し込んだのに問診を含む血液検査で不合格となる女性の割合が昨年度、富山県内で四割を超え、鹿児島、山口の両県に次いで全国ワースト三位となったことが、富山県赤十字血液センターのまとめで分かった。不合格のうち血液の比重不足は七割を占めており、同センターは過度なダイエットや寝不足のほか、県内の自動車依存度が高いことによる運動不足が、比重の足りない要因ではないかとみている。
同センターが十一日公表した昨年度の県の血液事業概要によると、女性の献血申込者数二万二千九百十九人に対し、九千四百七十七人が不合格で献血できなかった。不合格の割合は41・3%で、全国平均の29%を大幅に上回った。石川県は28・2%で全国二十三位、福井県は21・2%で四十四位だった。
県内で一九九五(平成七)年度に不合格となった女性の割合は22・7%で、十年間で倍近くに増えたことになる。二〇〇四年度は35・5%で全国六位だった。
献血で採血前に実施する比重検査では、水の重さを一とした場合、男女とも二百ミリリットル献血と成分献血で比重が一・〇五二以上、四百ミリリットル献血で一・〇五三以上なければ不合格となる。
同センターは県内で女性の比重不足が多い理由について、ダイエットや朝食を取らないなど食生活の乱れ、寝不足が要因とみている。さらに、二〇〇四年度の一世帯当たりの自家用車数が一・七三台で全国二位(北陸信越運輸局調べ)で自動車依存度が高いことから、運動不足も一因と推測している。
このため同センターでは今後、献血量を確保するため、関係機関に女性の生活習慣の改善を進めるよう働き掛ける。
富山県献血推進協議会は十一日、富山市の県民会館で開かれ、県内の昨年度の献血者数が四万三千三十二人で前年度に比べて6・2%減少したことが報告された。県側は、市町村合併で献血の拠点となる市町村役場が減ったことが、減少の一因との見方を示した。人口に対する献血者数を示す献血率が3・9%と、全国平均の4・1%を下回ったことなども報告された。
