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2006年09月08日

「肥満症薬」大ヒット 女性の購入予想以上、品切れ続出

 小林製薬が3月に発売した肥満症薬「ナイシトール85」が約半年で売上高14億5千万円を記録するヒット商品となっている。中高年男性のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への関心の高まりに加え、ダイエット効果に期待する女性の購入が予想以上に広がったためだ。

 ナイシトールは、ドラッグストアなどで販売される一般用医療品(大衆薬)の漢方内服薬。18種類の生薬から抽出した漢方エキスが肥満症や便秘の改善に効果があるという。

 厚生労働省が5月、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中など生活習慣病の引き金になるメタボリックシンドロームの全国調査を公表。同症候群に注目が集まり、売り上げが急激に伸びた。各地の薬局で品切れが続出、一時的にテレビCMの放映を中断したこともあった。

 製薬業界では「大衆薬では年間売上高が10億円を超すと大ヒット」とされる。ナイシトールの売上高は初年度目標(4億5千万円)の3.2倍に達しており「最終的に22億円に達する勢い」(小林豊社長)という。

 同社は、女性の購入者が全体の約4割に達したことに着目。便秘改善効果をダイエットに役立てたい女性の思わぬ需要を掘り起こせたことから、女性向けの商品開発を急いでいる。

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