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2006年09月04日
肥満が卵巣がん患者の生存率や再発に影響する
肥満女性が卵巣がんになりやすいことは疫学調査で知られているが、卵巣がん患者の生存率や病気の進行にも肥満が影響していることが、米国 Cedars-Sinai Medical Centerの研究でわかった。この成果はCancer誌8月28日号電子版に発表された。またこの研究で、肥満者のがん細胞は標準体重の人の細胞とは違った特徴を持つこともわかり、脂肪組織そのものが卵巣がんの進行に影響している可能性が示された。
対象は上皮性の卵巣がんで手術を受けた患者216人。このうちBMIが18.5以上25未満の標準型が半数を占め、BMIが30以上の肥満者は16%、BMIが25以上30未満の過体重は25%で、BMIが18.5未満のやせ型が8%だった。
BMIが30以上の人とそれ以外で、卵巣がんのステージI期の発症率を比較したところ、肥満者では29%、BMI30未満の人では10%と、肥満者では早期がんの割合が高かった。しかし、ステージIII~IV期の149人についてみると、BMIの増加は、再発までの期間ならびに全生存を有意に短縮する(ともにP=0.02)ことが明らかになった。
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