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2006年08月08日
肥満対策は小児期から
小児の肥満が増加傾向にあることはご存知の通りです。
また、小児肥満がそのまま成人肥満につながる傾向が強く、肥満が健康障害を来すことはすでに知られています。
今回は・判定基準・診断基準・治療―について簡単にお話ししたいと思います。
・肥満の判定基準は成人と小児で少し異なります。
成人はBMI(body mass index)が標準的な判定方法で「体重(・)÷身長(・)の2乗」で表され、25以上を肥満と判定します。
小児は身長、体重が年齢とともに変化しますので、BMIでなく肥満度で判定するのが一般的です。
肥満度は身長に対する標準体重に対する過体重の割合で、+20%以上を肥満と判定します。
乳児検診や学校検診で肥満度を確認しておきましょう。
・肥満と肥満症は異なります。
違いは簡単にいってしまえば、肥満は病気とみなされませんが、肥満症は病気と判断されます。
肥満症の診断基準は小児ではまだ明確にされていませんが、成人では以下のように定められています。
すなわち、まず肥満が存在していて、その上に、以下のどれかを併せ持っていることです。
それらは腹部のCTの断面積が100平方・・以上、糖尿病、高脂血症、高血圧、高尿酸血症、冠動脈疾患、脳こうそく、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、整形外科的疾患、月経異常などです。
成人と同様に肥満小の範ちゅうに入る小児が増加しているので、現在、肥満のお子さんは要注意です。
・治療は主に食事療法と運動療法です。
小児は年齢によってカロリーの摂取量が異なります。一日の総摂取カロリーは「1000+年齢×100」で計算し、その80―90%になるようにします。
小児は成長期にあるので極端なダイエットはいけません。
運動療法は一日当たり、100―200
・カロリーの消費量にします。
歩くことが最も手軽で、一日1万歩が理想的といわれていますが、毎日、最低30分ぐらいは歩きましょう。
まず始めること、そして継続することが大切です。
