« クリントン氏、「児童肥満との戦争」の伝道師に | HOME | 1キロでも体重減らせば効果あり »


2006年08月02日

ワクチンで肥満防止

ワクチンで体重増加を抑える動物実験に、米スクリプス研究所(カリフォルニア州)と大阪市立大の研究チームが成功した。

 通常のワクチンは病原体を標的とする免疫物質を体内に生成させるが、新ワクチンで標的となるのは、エネルギー消費を抑える体内のホルモン「グレリン」。同研究所のキム・ジャンダ教授は「さらに実験を重ね、1年半後に人間を対象とした臨床試験へ入りたい」と話している。

 チームは、グレリンの全体や一部を別のたんぱく質と結合してラットに接種した。その結果、グレリンを「異物」と認識して攻撃する免疫物質(抗体)が体内に生成。1日当たりの体重増加は、同じ量のえさを食べた通常のラットと比べ、約3割に抑えられた。

 研究チームは「肥満の人が減量するとグレリンの分泌が増え、減量が阻まれる。新ワクチンはその防止に役立つ」と期待している。

スポンサード リンク

« クリントン氏、「児童肥満との戦争」の伝道師に | HOME | 1キロでも体重減らせば効果あり »

バックナンバー