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2006年07月24日

“長寿・子宝の島”子供たちは「ぽっちゃり系」

 豊かな自然に恵まれ、「長寿・子宝の島」と称される鹿児島県・奄美諸島。しかし、同諸島の沖永良部島に住む小学生の肥満率が、全国平均の1.5倍以上に達していることが県立短期大学の調査で明らかになった。

 奄美諸島は、合計特殊出生率が全国トップクラスの子だくさんの地域。ギネスブックにも載った長寿世界一の泉重千代さん(120歳で死去)と本郷かまとさん(116歳で死去)がともに徳之島出身ということもあり、健康イメージが定着している。沖永良部島・知名町保健福祉課は「子供たちが太っているという認識はなかったが、データで示された以上、指導を続けたい」と話している。


 調査は昨年7月から今年3月にかけ、同島の和泊、知名両町にある小学校9校の5、6年生男女計278人を対象に実施。その結果、「肥満」に分類された児童の割合は17.1%で、全国平均の11.0%(平成16年、9~11歳)を大幅に超過。医師の指導や治療が必要な「中度肥満」や「高度肥満」に当たる児童も10.8%にも達した。


 食生活についても、朝食を食べない子供が約3割と全国平均の2倍いることが判明。


 さらに、4人に1人がコロッケや空揚げなどの市販の総菜を週2回以上食べていたほか、半数以上がカップめんやスナックなど高脂質、高食塩の食事を週1回以上食べていることが分かった。


 調査を担当した同短大の常松典子助手は「島は主要産業が農業のため、一般的な朝夕食の時間帯に両親が畑仕事で外出している家庭が多い。そのため子供は深夜に夕食を食べたり、スーパーで総菜を買って1人で食べたりする習慣ができたのでは」と分析する。

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