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2006年04月05日

肥満体質を診断、専門の外来開設

 独立行政法人国立病院機構の西札幌病院(札幌市西区山の手)は今月から、「予防医学専門外来」を開設した。肥満や内臓脂肪に焦点を当て、動脈硬化や糖尿病などにつながりやすい肥満体質を遺伝子解析などで診断、食事や運動による予防策を促す。同機構の全国の病院で予防専門外来を設けるのは初めて。

 遺伝子解析はバイオベンチャーのジェネティックラボ(札幌)が受託する。口の中の粘膜を採取して肥満につながりやすい遺伝子を解析し、肥満になりやすい度合いに応じて同病院の医師らが予防策を助言する。

 内臓脂肪から出るタンパク質も血液から解析する。このタンパク質には「善玉」と「悪玉」があり、内臓脂肪の蓄積が進むと、悪玉の分泌が増えて動脈硬化や糖尿病につながる可能性が高い。

 専門外来は医師や管理栄養士ら八人態勢。遺伝子やタンパク質の解析と、腹部CTスキャン(断層撮影)や頸(けい)動脈の超音波検査などを組み合わせて受診者の肥満度を分析する。受診者が食事の画像を医師や管理栄養士に送ってチェックしてもらったり、同病院が民間のアスレチッククラブと連携した運動療法の指導も今後行う。

 同外来は予約制。受診料は全額自己負担で三万千五百円から。同外来担当の西平順医師は「肥満体質を科学的に検証することで生活習慣病の早期の予防につなげられる」と話している。

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