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2006年03月13日

小中女子「やせ傾向」増

 県教育委員会がまとめた二〇〇五年度学校保健統計調査報告書で、県内の女子小中学生は肥満傾向とともに、やせ傾向が進んでいることが分かった。身長と体重で計算するローレル指数でやせ傾向とされた中学三年女子は一九九九年度に比べて約三倍になっている。専門家は、女子児童・生徒のダイエット願望の高まりを指摘、「成長期の小中学生、高校生の時にやせ過ぎると、将来さまざまな病気を引き起こす恐れがある」と警鐘を鳴らしている。(屋良朝輝)
 二〇〇五年四―六月に、県内すべての公立小学校、中学校の全児童・生徒を対象に実施した健康診断を基に集計。ローレル指数では、指数99以下でやせ傾向、160以上で肥満傾向とされる。

 最もやせ傾向が強かったのは、小学六年女子の3・28%(九九年度2・51%)。次いで中学三年女子が3・01%で、九九年度の1・04%から1・97ポイント増加した。一方、肥満傾向とされる指数160以上も、最も高い中学三年女子で7・58%と高水準だった。

 女子は、小学一年から中学三年までのすべての学年で、九九年度よりやせ傾向の児童・生徒が増加。一方男子は、小学生で変動は見られるものの、中学三学年で大きな差は見られなかった。

 県学校栄養士会の安谷屋邦子会長は、子どもたちのダイエット願望の強さを指摘する。「高学年の女子になるほど、食べることは太ることと考え、給食の残量も増える傾向がある。体力、体格の基礎をつくる小中学生では、三食をバランスよく取る食生活が大切だ」と語る。

 那覇市医師会生活習慣病検診センターの崎原永辰副所長は、全国でもやせ傾向の女子児童・生徒が増えている状況を説明。「別の調査では県内の女子高生も、全国平均よりやせているという結果が出ている。肥満だけでなく、やせ過ぎにも注意が必要だ」と話す。

 崎原副所長は「やせ過ぎると筋肉も落ちてしまい、代謝障害が起こる可能性もある。ホルモンのバランスが悪くなり、将来月経や出産にも影響したり、さまざまな病気につながる危険性もある」と話している。

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