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2006年03月06日

親世代より肥満

 2005年度に学校医から「肥満傾向」と判定された小中学生の割合は、6歳から14歳の全年齢で30年前の児童・生徒を上回っていることがこのほど、県教育委員会がまとめた学校保健統計調査報告書で明らかになった。県内で深刻な肥満の問題が指摘される中、小中学校の段階から食育を進めていく必要性があらためて示される結果となった。

 報告書は、県内すべての公立小中学校の児童・生徒を対象に昨年4月から6月にかけて実施された健康診断を基に集計。肥満傾向が沖縄の課題として指摘される中、その現状を子供の世代と親の世代を比較した。親の世代が小中学生だった時期を30年前の1975年度と想定した。

 今回、学校医から肥満と判定された小学生は全体の1・71%、中学生が0・98%で、75年度調査と比べ、全学年で本年度の方が肥満と判定された児童・生徒が多かった。最も差があるのは10歳で、本年度が2・28%だったのに対し、75年度は1・27%だった。

 那覇市医師会生活習慣病検診センターの崎原永辰副所長は「全国的にも約30年前に比べ、肥満の子供が約3倍になっている」と指摘。「見た目では肥満と分からない子供もおり、実際にはもっと多いだろう。小中学生のうちに食育にしっかり取り組まなければならない」と説明した。

 また、報告書では視力や虫歯の罹患(りかん)率の現状もまとめた。裸眼視力1・0未満の小学男子は29・50%(全国平均23・80)、同女子が36・55%(全国29・24%)、中学男子45・41%(全国44・28%)、同女子が53・03%(全国51・43%)といずれも全国平均を上回った。

 虫歯の罹患率は小学男子85・41%(全国69・29%)、同女子84・50%(全国67・04%)と、中学男子83・63%(60・61%)、同女子86・59%(全国64・93%)と大きく全国平均を上回った。

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