« 「一点集中」の食生活で減量 | HOME | 健康志向なのに? 肥満や大量飲酒増加、国の目標遠のく »


2006年02月03日

妊婦さんの体重増に目安

 やせた人は九-十二キロ、肥満の人は五キロ-。妊産婦の食生活の在り方を話し合っていた厚生労働省の検討会が一日、妊娠中の体重増加の目安を初めて示した。二五〇〇グラム未満の低出生体重児はやせ形の女性から生まれやすい一方、妊娠時の太りすぎは糖尿病や高血圧を引き起こしやすいことから、注意を促すのが狙い。厚労省は「妊産婦のための食事バランスガイド」も併せて作成した。

 低出生体重児は一九九三年には全出生数の6・8%だったが、二〇〇四年には9・4%に増加。成人後に生活習慣病を発症しやすいという報告もある。体重を身長の二乗で割った数字で示す国際的な体格指数(BMI)が一八・五未満の「やせ」の女性は二十代の四人に一人、三十代の七人に一人と、この二十年で一・五倍以上に増えた。

 新たな目安は、体格を三分類。妊娠期間中の適切な体重増加量を「やせ」は九-十二キロ、「普通」は七-十二キロとし、一週間当たりではいずれも〇・三-〇・五キロ。BMIが二五以上の「肥満」は、五キロを目安とするが、妊娠糖尿病や高血圧といったほかのリスクを考えながら個別に対応すべきだとしている。

 妊娠中の食生活の指針は、厚労省と農林水産省が昨年作った「食事バランスガイド」に沿って作成。初期(十六週未満)は妊娠していない時と同じだが、中期(二十八週未満)は「副菜」「主菜」「果物」を増やし、不足しがちなビタミンやミネラルを摂取。末期から授乳期はエネルギーとカルシウムが必要なため、さらに「主食」と「牛乳・乳製品」を増やすのが望ましいとしている。

スポンサード リンク

« 「一点集中」の食生活で減量 | HOME | 健康志向なのに? 肥満や大量飲酒増加、国の目標遠のく »

バックナンバー