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2006年01月26日

肥満、沖縄全国一 30―60代、各世代で突出

 県内の30代以上で肥満と診断された人の割合は男性46・9%、女性26・1%で、男女ともに全国1位になっていることが沖縄社会保険事務局の資料で明らかになった。全国平均は男性30・2%、女性18・5%。特に県内男性は全国2位の北海道(34・8%)を約12ポイント上回るなど突出している。2000年の都道府県別生命表で、男性の平均寿命が26位に転落した「26ショック」の衝撃以降、長寿県沖縄の復活を目指して各自治体が生活習慣病の予防のために肥満対策に取り組んでいる中、長寿にも影響する肥満県沖縄の現状が浮き彫りになった。 2004年度に政府管掌健康保険生活習慣病予防検診を受診した全国の30代以上の男女、347万7759人の数値を、沖縄社会保険事務局が都道府県別にまとめた。
 主に被保険者の会社員とその被扶養配偶者が対象となっている。全国共通の受診項目のため、働き盛りの30代から50代までの健康状態を比較することができる。
 
 県内の受診者5万7133人(男性3万4958人、女性2万2175人)のうち、男性の46・9%に当たる1万6380人、女性の26・1%に当たる5790人が、肥満傾向を示す指数BMI(体重÷身長の二乗)で、肥満となる「25」以上と診断された。

 世代別にみると、肥満と診断された男性は30代で43・2%、40代で47・0%、50代で48・1%、60代で50・7%。各世代とも突出して全国1位。女性は30代で17・0%、40代で23・7%、50代で31・4%、60代で38・5%が肥満と診断され、男性同様に各世代とも全国1位になっている。
 
 那覇市医師会生活習慣病検診センターの崎原永辰副所長は「肥満についてこれほど大規模で同じ受診項目結果を基に比較した資料は初めてではないか」と指摘。「沖縄が肥満県であることは以前から指摘されていたが、全国とこれほどまでに差があるとは想像以上だ。肥満は糖尿病などの生活習慣病と密接につながる。長寿県として復活するためには県民一人一人が危機感を持つべきだ」と警鐘を鳴らしている。

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