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2006年01月13日

過食症に悩む人々を対象とする支援団体が急増

 米国では近年、過食症に悩む人々を対象とする支援団体が急増している。米国人の間で減量への執着が強まるにつれ、過食症に苦しむ人々が増加したためだ。

 AP通信によると、2000年に米国精神医学会が実施した調査では人口の0.7~4%が過食症患者であるとされたが、実際の数はもっと多いと考えられている。そのような過食症患者の支援団体は、擁護団体「フード・アディクツ(Food Addicts)」が主催するだけでも、1980年から現在までに全米で20から300に増加。「オーバーイーターズ・アノニマス(OA、摂食障害者の自助団体)が開く会合は、年間4300回に達している。

 過食症は食べ物に執着する病気で、体が受け付けなくなるまでひたすら食べ続けるのが特徴だ。肥満の人だけでなく、やせた人も発症するという。恋人と別れた後にアイスクリームを大量に食べるなど情緒不安に起因する大食いとは異なる。

 ただ、症状の診断は難しいというのが専門家の意見だ。米国では人口の3分の2が太りすぎに分類されている上、飲食は人間の心理状態に大きく左右されるというのが理由だ。

 減量に固執して厳格なカロリー計算や極端な食事制限を行った結果、罪の意識が芽生え、減量と多食を繰り返すようになると、コーネル大学のデイビッド・レヴィツキー心理学・栄養学教授は指摘する。
 専門家らは過食症の兆候として、1)複数の店からアイスクリームやクッキーを買いだめし、一度に食べ切る、2)食費がかさみ赤字になる、3)交遊や仕事よりも食事を優先する、を挙げている。

 さらに過食症患者は、肥満にはなっていなくとも、体重の増加を気にするあまり人との交流を避け、孤独に陥ることも多いという。

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