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2005年10月12日
肥満関連遺伝子を特定
糖尿病や肥満と関連がある遺伝子を、金大大学院医学系研究科の金子周一教授と篁俊成助教授らの研究グループが肝臓の遺伝子から特定し、国際特許を出願した。この遺伝子が作るタンパク質が動脈硬化や心筋梗塞(こうそく)とかかわる可能性が高く、このタンパク質を標的した新薬の開発に手掛かりとなる研究成果といえる。
患者五十二人の協力で肝臓の遺伝子約三万七千個のうち▽血糖値(HbA1c)▽肥満度(BMI)▽インスリン抵抗性(HOMA―Rなど)―の三点について、強い相関を持って発現している遺伝子を選んだ。血糖コントロールが十四個、肥満度二十九個、インスリン抵抗性二十七個の遺伝子を特許に登録した。
これらの遺伝子はいずれも肝臓で「悪さ」をするタンパク質を作り、これが血中に流れることで糖尿病や肥満などの生活習慣病にかかわっているとみられる。金子教授は「生活習慣病の原因の多くは肝臓にあるのかもしれない。この特許の出願により、治療のターゲットをほとんど抑えたといっていい」と話した。
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