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2005年08月10日

「太陰人」は肥満になりやすい体質

韓医学研が発表...体質別の肥満管理の必要性を強調

各種代謝性疾患や生活習慣秒の主要因子となる「肥満」が先天的な体質による所が大きいという研究結果が発表された。

韓国韓医学研究院(院長 イ·ヒョンジュ)は8月8日、韓国のいわゆる「四象医学」の四つの体質うち「太陰人」が肥満になる確率が高く、体質によって差別化された肥満治療が必要だと発表した。

「四象医学」とは人間を体質的特性によって「太陽人」「太陰人」「少陽人」「少陰人」の4つに分け、その体質によって病気を診断し、治療しようという韓国独特の体質医学。一般に「太陽人」は端正な容貌で首が太く、うなじが発達している。「太陰人」は落ち着いており慎重、上半身よりも下半身が発達している。「少陽人」は顔が白かったり赤みのかった黄色。あごがとがっていて唇が薄い。「少陰人」はおとなしく温和なタイプで顔が楕円形の美人型。

韓医学研によると現代韓医学では肥満治療を熱量調節と運動量増加だけでは解決し得ず、体質により差別化された肥満治療を試みてよい成果をあげているという。

韓医学研はキリン韓方病院(院長 キム·ギルス)と協力して肥満治療を目的に韓方病院を訪れた2,481名のうち「四象体質」が診断された患者875名のデータを分析した。


▲ 体質別体脂肪率(最初訪問時)。左から少陰人、少陽人、太陰人の順。
その結果、712名が「太陰人」と診断され、81%を占めた。「少陰人」は85名、「少陽人」は78名でそれぞれ10%、9%であることがわかった。

体質別に体脂肪率を比較した結果、「太陰人」が36.1%、「少陰人」が32.0%、「少陽人」が30.6%で「太陰人」が断然高いことを確認できたというのが韓医学研の説明。

平均1ヶ月間の治療後に体脂肪率の減少速度を比較したところ「少陽人」は13.7%、「少陰人」は12.2%、「太陰人」は9.8%が減少しており「太陰人」が他の体質に比して体脂肪減少が少ないことも分かった。

肥満治療期間の水分や蛋白質の減少においては体質別の有意の差は発見されなかった。これから推測すると「太陰人」は他の体質に比べて体脂肪が多く蓄積され、また体脂肪減少が困難であると言える。

「太陰人」は好き嫌いがなく大食家が多いだけでなく、動くことを嫌い運動不足になりやすいため呼吸、汗、大便などにより排泄する力(発散力)が不足する上のんびりとした性格で余裕があるため「四象医学」の四つの体質のうち肥満になる可能性が最も高い。

更に「太陰人」は心肺機能が相対的に弱く、肥満にあるとそのぶん心肺の負担が大きいため健康に問題が生じやすい。


▲ 平均1ヶ月間の治療後の体脂肪率の減少速度。左から少陰人、少陽人、太陰人の順。
韓医学研の関係者は「肥満を四象医学的な面から考察すれば『太陰人』は肝臓で気運を吸収する作用が旺盛で肥満になりやすい。『太陰人』は肥満治療を行う際に食事習慣の調節と共に『太陰人』の体質的弱点である排泄の力を養うのが重要。これに加えて『太陰人』に合った薬物選択により発散力を養い充分な量の運動により汗を排泄することで肺の発散力を培うのが何よりも重要」と分析した。

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