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2005年05月25日

肥満と熱産生

 食事をすると、誰でも体温が上昇します。これを熱産生といいます。ふしぎな感じがするかもしれませんが、ヒトは食事をすることでもエネルギーを消費します。この熱産生が大きい人は、小さい人に比べて同じ食事をしても、太りにくいことになります。最近の研究では、この熱産生にも遺伝が関与しているらしいことがわかってきたのです。そしてこの熱産生は、基礎代謝とは違って、運動などでは改善することができないのです。

 肥満の遺伝子がいろいろ発見され、新聞などでも報道されます。そんな遺伝子があるなら、欲しいくらいだ、と思う方もおられるでしょう。そして、今度は熱産生に関わる所まで遺伝が関与しているといわれたら、すでに太ってしまっている人はどうしたらいいのでしょう。

 遺伝だから、しようがない。たしかにそうかもしれませんが、遺伝とあきらめる前に、自分がそういう体質なのだと理解することから始めましょう。太りぎみで、食事をしてもあまり体温が上がらないという人は、この熱産生が小さいといえます。そういう人は食事の量やカロリーに注意して、食事をいただきましょう。

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