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2005年05月13日

中年期の肥満は将来の認知症リスクを高める

米国最大の非営利HMO(会員制健康維持組織)であるKaiser PermanenteのRachelA Whitmer氏らは、多民族からなるHMO加入者を平均27年間追跡する前向きコホート研究を行い、中年期に肥満だった人の認知症リスクは、正常体重だった人の1.74倍であることを明らかにした。British Medical Journal誌電子版に2005年4月29日に報告された。

先進国では、人口の高齢化と歩調を合わせるかのように認知症の患者が増加している。肥満患者の急増も問題となっている。先頃、高齢の肥満女性は認知症リスクが高いと報告されたが、認知症のごく初期に食欲に変化が生じ、BMIが減少するとの報告もあり、肥満と認知症の関係を論ずることの難しさが指摘されていた。

研究者らは今回、中年期に、BMIと皮下脂肪厚によって肥満と判定された人々のその後の認知症リスクを調べた。対象は、北カリフォルニア地区のKaiser Permanente加入者のうち、1964~1973年(40-45歳時)に詳細な健康診断を受け、1994年の時点でもこのHMOに加入していた1万276人の男女。健診時には、全体の10%が肥満、36%が過体重、53%が正常体重、1.3%が低体重だった。

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