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2005年04月22日

中年男性3割、上半身肥満

 ウエストが八五センチ以上と太めで、心筋梗塞(こうそく)などになる危険性が高い「上半身肥満」の疑いのある人は、三十-六十代男性の30%前後を占めることが二十一日、厚生労働省の二〇〇三年国民健康・栄養調査で分かった。二十代女性は逆に四人に一人が「やせ」体形で、両極化が進んでいた。

 この調査でウエストサイズまで計ったのは初めて。同省生活習慣病対策室の担当者は「運動や食事に注意し、健康的な体形づくりを心掛けてほしい」としている。

 調査は、〇三年十一月に無作為抽出した全国の約一万一千人を対象に実施。身体計測への協力も求め、ウエストサイズは十五歳以上の約六千六百人が協力した。

 身長、体重から算出した「BMI」という体格指標が25以上の「肥満」の人は、平均で男性の27%、女性の21%。日本肥満学会の基準はこうした人のうち、男性はウエスト八五センチ以上、女性は九〇センチ以上を「上半身肥満の疑い」としており、当てはまる男性は全体の25%、女性は14%だった。

 上半身肥満の人は内臓脂肪がたまっている可能性が高く、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高いとされる。男性の三十代(29%)、四十代(32%)、五十代(29%)、六十代(28%)が基準に当てはまり、働き盛りの男性のリスクが目立った。

 一方、BMI18・5未満の「やせ」は男性の6%、女性は10%。女性の二十代(23%)や十五-十九歳(16%)に多く、過剰なダイエットの影響がうかがえた。

 <BMI> 体格の国際的な指標。体重を身長の2乗で割った数字で示す。理想値は22。18・5以上25未満が標準体重で18・5未満はやせ、25以上は肥満とされる。理想値に近いほど高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病になりにくい。

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