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2005年04月14日
ハードな運動は、こわい活性酸素を作る
ハードな運動による酸素の吸い過ぎと肉体的ストレスで、「活性酸素」と呼ばれる障害作用の強い物質ができることが明らかになっています。この活性酸素は、物理的には活性が高く、不安定な物質なのですが、活性が高いだけ、体の中では細胞や遺伝子レベルで結びつこうとします。そのため、遺伝子を傷つけ、細胞をガン化させたり、糖尿病の原因になったり、老化を促進させたり、様々な疾病の要因となっていることが、研究報告されています。(全てのガンや糖尿病などが活性酸素から起きるわけではありません。要因として注目されているということです。)
激しい運動を強いられるプロスポーツ選手に長生きをする人が多くないのも、そのせいと考えられています。
このことは、マウスを使った実験でも確認されています。マウスを
1.飽食・非運動
2.飽食・運動
3.粗食・運動
4.粗食・非運動
の4つのグループに分けてその寿命を調べると、粗食の非運動グループが、一番平均寿命が長かったとのことです。これは実験室での話ですから、この結果がすぐに運動がよくないという結論にはなりませんし、どうも個体差もあるらしいので、今のところは、ハードな運動を避け、緩やかな運動をした方がよさそうだ。というところに落ち着いたのです。
ついでに付け加えますと、喫煙によっても活性酸素は発生します。減量や健康管理の面からも喫煙はあまり感心しませんが、活性酸素という最新の研究からも、このことが裏付けられたことになります。
この分野は、肥満遺伝子と並んで注目される分野で、これからも研究が進んで新しいことがわかってくるでしょう。新しい情報が入ればまたお知らせいたしましょう。
